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ダイヤモンド

価格     ★★★★★★★★★★
希少価値  ★★★★★★★★☆☆
認知度    ★★★★★★★★★★
硬度     ★★★★★★★★★★

『威厳』『無敵』『永遠』『不屈』 属する天体『太陽』 4月の誕生石
 
言わずと知れた宝石の王様。由来はギリシャ語の『adamas(征服しがたい)』から来ている。
地球上の物質で一番硬く、何ものからも傷つけられることのない宝石であるため不屈で不変であるものを象徴し、それを守護する石として有名である。古代の王たちもこの屈することなく輝き続けるダイヤモンドに惹かれ、民衆はその石に不屈の精神や王たる威厳を感じたという。どんな苦境にあったとしてもそれを乗り越える力を持つとされたダイヤモンドはライバルの存在や恋人の浮気に苦しんでいる方にオススメ。自分の思いを高めることで恋人間の絆を不変のものとし、呪いを防ぐ最強の守護力を発揮するのでライバルからの嫉妬の念をしっかり遮断してくれるのである。
ローマにおいては薬指が愛の宿る心臓を司るとし、また太陽神アポロを守護とする指であったことから、その指に太陽の力を秘めたダイヤモンドの指輪をすると生涯変わらぬ永遠の愛となって長続きすると信じられていた。それが今日の婚約指輪というわけである。
ダイヤモンドは無色のものが一般的だが、黄・青・緑・ピンクなどカラーバリエーションは豊富である。ダイヤモンドの価値はほとんど大きさによるものである。
世界最大のダイヤモンドは英国王の王笏にに配されているペア・シェーブ・カット(洋梨の形)のカリナン1(530ct・幅15cm)で、原石は3106ctと人間の握り拳ほどもあった。これは9つの大きなカット・ダイヤモンドと小さめの96つのカットに分けられ、そのうちのカリナン2号も英国の公式王冠にセットされている。


◇一口メモ◇

◆ダイヤモンド物語◆

ダイヤモンドの歴史は古く、その輝きに魅了され固執した人々が残していった名のある石は数多く存在する。
その歴史はインドから産出されたことによって始まった。近世ヨーロッパの諸侯はこぞってこの宝を手に入れようとしたという。それまでダイヤモンドは威厳を表す「男の宝石」であったが、15世紀にはいるとアグネス・ソレイユという婦人が男性の気を引こうとして身につけるようになってからというもの、女性の間でダイヤが流行したと言われている。
有名なダイヤモンドの中には、ロシア革命で断絶したロマノフ王朝が所有していた『ザ・シャー(87.7ct・直径約4.2cm)』・鬼女エカチェリーナU世が愛した『オルロフ(200ct・約7.9cm)・』・マリー・アントワネット、後にナポレオンが愛用した『リージェント(141ct・5.9cm)』・イギリス皇太后の王冠に配されている、男性には災いをふりかける『コーイヌール(106ct・約4.7cm)』・かのマリリン・モンローが映画で活用した、持ち主を次々に不幸に陥れて死や自殺などの災いを導くブルー・ダイヤモンドの『ホープ(45ct・約2.8cm)』などがある。ちなみに『ホープ』は現在ワシントンのスミソニアン博物館に眠っており、この先しばらくは持ち主の身を滅ぼすことはないだろう。
どれほどの呪いがかかっていると知っていても、巨大なダイヤモンドへの魅力は失われることはなく、古代から人々はその輝きに魅了され続けているのである。

◆ダイヤモンド毒◆

中世ヨーロッパで宝石は神の魔力が宿る石であり、猛毒を持つコブラに守護されており、大量の宝石は猛毒であると信じられていた。
実際、食事にダイヤモンドを一服盛るという事件があったのである。