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ルビー


価格     ★★★★★★★★★★
希少価値 ★★★★★★★★☆☆
認知度   ★★★★★★★★★★
硬度    ★★★★★★★★★☆

石言葉『威厳』『慈悲』『勇気』 属する天体『太陽』 7月誕生石


ルビーは宝石の女王と呼ばれ、ヨーロッパではダイヤモンドより古くから神の慈悲の象徴として愛され、古代エジプトでは王の威厳を表す宝石として重宝された。
この石は、身に着けた人の情熱を際立たせ、長所をさらに伸ばし、美しさ・優雅な身のこなし・気品を強調する。
恋人募集中の人にもオススメだが、ショックから立ち直らせて未来に立ち向かう何にも負けない勇気を授けてくれるので、失恋した人や人間関係のいざこざにお悩みの方にも持ってもらいたい宝石。
ルビーの語源はラテン語のルベウス(赤)から来ているようにルビーは赤の代表で、古来 赤は戦いと熱情、そして豊饒と多産を象徴する石であった。そのためルビーは戦う者に失った熱情をよみがえらせ不死の力を与え、女性には安産祈願として信仰されている。
サファイアと同じコランダムという鉱石で、そこに含まれる成分が発する色によって、濃い赤色やピンク、紫、茶色に発色する。なかでも最高級と言われているのがミャンマーで産出される『ピジョン・ブラッド(鳩の血)』という血のように真っ赤でやや紫がかっているように見えるルビーで、鳩を食べる習慣のあるフランス人にとルビーは食欲を表すとも言われているらしい。他にも、タイで産出されるものはガーネットに近い渋めの赤で『ビーフ・ブラッド(牛の血)』、スリランカで産出されるピンク色のルビーは『チェリーブラッド・ルビー』と呼ばれている種類が存在する。
今日 比較的目にする高級ルビーの『スター・ルビー』の独特の光は天然石に含まれるルチル(金紅石)が細かい繊維状の結晶のあるものをカボション(円形)に研磨することで生まれる輝きなのである。
また、どんな小さなルビーでもブラックライトなどの紫外線を照らすと赤く輝くという蛍光性の性質を持つため、本物かどうかを識別しやすい宝石である。


◆ルビー物語◆

歴史の古いルビーだが、大きな結晶に育たないことから有名な本物のルビーは少ない。というのも、実は有名なルビーとされている『ブラック・プリンス・ルビー』や『ティムール・ルビー』も実はルビーの色をしたスピネルという鉱石なのである。

◇ブラック・プリンス・ルビー◇

今日のイギリス正式王冠の中央に収められている有名なダイヤモンド『カリナン2』とセットされている石。
もともとは中世騎士道の華であったエドワード皇太子がスペインのペドロ王から働きを賞されて贈られたものである。当時エドワード皇太子が、戦場で黒い鎧を身に着けていたことから黒太子(ブラック・プリンス)と呼ばれその名が付いた。

◇ティムール・ルビー◇

1739年ペルシャのナディール・シャーがムガール帝国からコーイヌールという有名なダイヤモンドともに手に入れた宝石の中の1つ。チンギス・ハンがティムール(サマルカンドの都)で売りさばいたことから始まり、このルビーの所有者は転々と代わっていきながら『キヒラジ・イ・アラム(世界の貢ぎ物)』という名をアジアに知らしめた。現在その消息は不明である。